「メタ認知力」がビジネスマンには必須のスキルである理由
おはようございます!こげぱんです。
以前のブログ記事で紹介しましたが、
まこなり社長【仕事・人生に役立つ実践テクニック】というチャンネルにはまっています。
社員200名規模のテクノロジー教育会社を経営されている方が、明日にでも使えるビジネススキルをとてもわかりやすい解説付きでシェアしてくれます。
今回は、タイトルに書きましたがビジネスマンが身につけるべき「メタ認知力」について、学びを得ましたので紹介します。
【社会人必須】ビジネスマン最強スキル「メタ認知力」を会得する
目次です。
メタ認知力とは?
メタ認知(英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法や認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。(出典元:メタ認知 - Wikipedia)
メタ認知とはアメリカの心理学者であるジョン・H・フラベルが1970年代に定義して広めた心理学の言葉です。
「自分が認知していることを認知すること」
より詳しく言うと、
「自分が何かを認知するに至った原因から結果までを自分自身で認知すること」
という概念です。
メタ認知力を身につけるとどうなるか?
動画の中では、わかりやすい例として、高級焼き肉を食べたケースが紹介されています。
「この焼き肉美味しい〜!」と普通の人は思いますが、メタ認知力が高い人は感情に全てを支配されるのではなく、
「今自分は美味しい焼き肉を食べてテンション高まっているな」と自覚することができるそうです。
世間では、自分の感情に忠実な人は素直な暖かみのある人であり、一歩引いた人は冷めた人みたいなイメージがあるかと思いますが、
メタ認知力を高めることは、冷めた人間になるのとは全く違います。
メタ認知力を高める最大のメリットは自分の感情に対する「選択肢が増える」ことです。
- 自分の感情を認知する(モニタリング)
- 感情に従った場合の結果、リスクなどについて想定する
- 想定を踏まえて、自分の感情に忠実に行動する(選択肢1)
- 想定を踏まえて、自分の感情を制御し、別の行動をとる(選択肢2)
ということです。
ビジネスマンとして社会に出ると、如何に感情をコントロールするかが重要になってきます。特に会社員として働いていると個人より組織の論理を優先させなければいけないシーンが多々あります。
このようなシーンで常に感情に左右されてしまうと、一喜一憂で精神的に疲弊しかねないです。
メタ認知力を高いレベルで身につけていると、自分の言動について、もう一人の自分が客観的な立場から、その言動を制御することができます。
動画で、まこなり社長はご自身の経験から、メタ認知力の高い人は例外なく仕事ができると言います。理由は以下の3つです。
- 相手の立場を踏まえた言動ができるため、提案力が高くなる
- 自分の言動を監視できるため、やるべきことに対する集中力が高くなる
- 感情をコントロールが上手いため、対人関係力が高くなる
ADHDとメタ認知力も相関関係がある
動画の内容とは逸れますが、ADHD(注意欠陥多動性障害)とメタ認知力にも相関があると言われています。
ADHDとは、発達障害の一種で、不注意・多動性・衝動性の特徴があり、脳の機能障害が原因とも言われています。集中力を切らしている自分や衝動的に行動しようする自分を客観視できないため制御もできないのです。
程度は様々ですが、最近では大人のADHDという言葉も聞くぐらい、社会にでてからそれらの症状を認識する人も多いそうです。
僕の職場でも、タスクの整理が上手くできないことで、自分がADHDであると悩んでいる同僚がいました。(医師にも診断を受けていました)
実は、僕自身も軽度のADHDではないかと思っており、幼少期から整理ができない、衝動的に行動する、物事を先延ばしにするといったことに悩んでいました。
ただし、ビジネスマンとして経験を積んだことで、症状はかなり改善できたと思っています。
理由としては、以下の通りです。
ADHDだとPDCAを回すのがそもそも苦手かと思いますが、僕の場合は、ビジネスマンとしてとにかく一流になりたいとの思いで試行錯誤し続けられたのが良かったと思います。
メタ認知力も無意識でしたが、高めることができたと感じています。
メタ認知力を意識的に高めるには?
動画の内容に戻りますが、
メタ認知力を高める方法を2点、まこなり社長は紹介されています。
- 自分の思考を紙に書き出すこと
- 瞑想する
1点目ですがテーマは何でもよく、人間関係の悩みや仕事の進め方など思いついたことをなんでも書き出しましょう。自分の気持ちを多面的に捉えることができます。
書くことを続けて行くと紙がなくてもそのような思考が自然とできるようになります。
何を書けばいいかわからない、どうやって書けばいいかわからない人のために
以下の書籍が紹介されています。
僕も過去に読んだことがありますが、書き方のフレームを身につけることができる良書だと思います。
僕が実際にやっている手法でオススメなのはマインドマップです。整理して書き出さないといけないというプレッシャーが一切なくどんどん書き進めることができます。
資格勉強、タスク整理にも使える最高のツールだと思っています。
2点目ですが、瞑想と聞くとスピリチュアルなイメージがあるかもしれませんが、科学的根拠があるメタ認知向上のトレーニング方法です。
グーグルなどの一流企業でもマインドフルネスとして取り入れられています。
自分の感情を観察し、今ここに集中するためのトレーニングです。
(簡単なように聞こえますが、めちゃくちゃ難しいです)
僕は幼少期から仏教に触れる機会が多くあり、瞑想やマインドフルネスには並々ならぬ関心が有ります。
こちらについては、また別記事で深堀したいと思います。
メタ認知力を継続して高めることでビジネスマンとしてレベルアップしていきたいなと改めて思える素晴らしい動画でした。
一度ご覧になってみてはいかがでしょうか??
以上です!それではまた。