こげぱんの投資日記

アラサー技術系サラリーマンのこげぱんです。投資でコツコツ億り人を目指します。

自分の行動を記録するようになって感じるメリット

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おはようございます!こげぱんです。

今日は、習慣的に自分の行動の記録をつけている僕が感じているメリットについて書きたいと思います。

具体的に、僕は、以下を記録するようにしています。

 ・起きた時間、寝た時間

 ・資格勉強で進めた量、時間

 ・運動(ランニング)

 ・お金の支出

 

スケジュール手帳や専用のアプリで記録しています。

 

起きた時間、寝た時間の記録をつけるメリット

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「睡眠の質に意識的になれる」ことが 最大のメリットだと感じています。

毎朝、起床後、睡眠時間を記入し、眠りの質を◯×△で評価しています。(基準はありません、適当です)

僕はもともと睡眠をあまり大切にしていませんでした。

試験前は余裕で徹夜していましたし、夜更かしして、ぎりぎりに起きて、大慌てで学校や会社にいくなんてことを繰り返していました。

しかし、

日々の生産性をあげたい!やりたいことをやる時間を捻出したい!

そう強く思うようになり、まず最初に見直したのが睡眠の取り方でした。

見直しに取り組んで感じたのは、1日のパフォーマンスは睡眠の質で決まるといっても過言ではないということ。

しかも常に同じ方法がよいわけでなく、時期やその日の体調によって最適な取り方が変わるということもわかりました。

自分にとって最適な睡眠時間や入眠方法や目覚め方、環境、姿勢などは 、いろいろ試してみました(現在も継続中)

2019/6の現時点では以下のルールで睡眠の質を確保しています。

 ・睡眠時間は5時間が目安。

 ・夜は絶対に寝落ちしない。

 ・この時間に起きると頭の中で唱えてから集中して寝る。

 ・夜寝る前の1時間以内はモノを食べない。

 ・朝やることを決めておく。勉強の場合は問題集を机に広げてから寝る。

 

資格勉強で進めた量、時間の記録をつけるメリット

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「自分の努力を可視化できる」「取り組み内容を客観視でき分析できる」ことが 大きなメリットだと感じています。

社会人になって、何も考えずやみくもに問題を解き進めるのが如何に効率が悪いかがわかりました。今では、記録をつけることは、モチベーションの維持や適切な戦略策定には不可欠と考えています。

「問いた問題数を毎日記録する」→「最適な負荷である問題数がわかる」→

「一日のノルマを設定する」→「効率よくノルマを終わらせ自由な時間を捻出する」

といった良い循環を生むことができています。

 

また、勉強時間を「Studyplus(スタディプラス)」というアプリでも記録しています。このアプリは、自分の勉強目標を宣言し、共通の目的を持つ仲間を見つけることができます。

僕の会社では、勉強している人はマイノリティなため、このアプリに出会うまでは常に孤独でしたが、現在は、このアプリ内でいろんな人から刺激を受けることで、モチベーションを維持することができています。

play.google.com

 

 運動の記録をつけるメリット

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先ほどの資格勉強と同じですが、「自分の努力を可視化できる」ことが大きなメリットと感じています。
ストレス解消や健康の維持が目的で、適度なランニングを継続しています。

始めては辞めてを繰り返していましたが、 ランニングアプリで記録をつけるようになってモチベーションを維持できていますす。

play.google.com

 

 

使ったお金を記録するメリット

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使ったお金を記録するようになって感じたメリットは以下の2点です。

  • ケチになりすぎず、無駄な支出を減らすことができた
  • より満足度の高い支出を意識的に選択できるようになった

家計簿アプリの「Zaim」を使って支出を記録しています。

 

play.google.com

もともと無駄遣いは極力しないようにとケチケチしてる性格でしたが、節約に疲弊してしまい、結局大きな買い物をしてしまうという悪循環で悩んでいました。

そこで、お金を使うことをとにかく減らすのではなく、自分のお金の使いかたを観察することで、その質(費用対効果)を高める工夫をするようにしました。

具体的には、限られた予算で、最大限自分と家族が楽しめるお金の使い方は何か?と考え、行動するようにしています。 

 

まとめ

自分の行動をとにかく記録することで、少しづつですが良い効果を実感しています。

記録することはめんどくさいことに思われるかもしれませんが、アプリなどを上手く使い、ストレスなく記録する習慣を作ることはできます。

仕事・プライベート問わず、何か上手くいかなかったとき、行き詰まった時に、自分を振返る際の材料にできますので、ぜひ記録をつけてみてはどうでしょうか??

 

以上です!それではまた。

 

 

 

 

 

「メタ認知力」がビジネスマンには必須のスキルである理由

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おはようございます!こげぱんです。

 

以前のブログ記事で紹介しましたが、

まこなり社長【仕事・人生に役立つ実践テクニック】というチャンネルにはまっています。

社員200名規模のテクノロジー教育会社を経営されている方が、明日にでも使えるビジネススキルをとてもわかりやすい解説付きでシェアしてくれます。

 

今回は、タイトルに書きましたがビジネスマンが身につけるべき「メタ認知力」について、学びを得ましたので紹介します。

 


【社会人必須】ビジネスマン最強スキル「メタ認知力」を会得する

 

目次です。

 

メタ認知力とは?

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メタ認知(英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。メタ認知という概念の定義やその活動は分野によって様々であるが、心理療法認知カウンセリングをはじめ、ものごとや経験に対して正しい理解を行えているかなど、自分の認知行動を正しく知る上で必要な思考のありかたを指すことが一般的である。(出典元:メタ認知 - Wikipedia

メタ認知とはアメリカの心理学者であるジョン・H・フラベルが1970年代に定義して広めた心理学の言葉です。

「自分が認知していることを認知すること」

より詳しく言うと、

「自分が何かを認知するに至った原因から結果までを自分自身で認知すること」

という概念です。

 

 メタ認知力を身につけるとどうなるか?

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動画の中では、わかりやすい例として、高級焼き肉を食べたケースが紹介されています。

「この焼き肉美味しい〜!」と普通の人は思いますが、メタ認知力が高い人は感情に全てを支配されるのではなく、

「今自分は美味しい焼き肉を食べてテンション高まっているな」と自覚することができるそうです。 

世間では、自分の感情に忠実な人は素直な暖かみのある人であり、一歩引いた人は冷めた人みたいなイメージがあるかと思いますが、

メタ認知力を高めることは、冷めた人間になるのとは全く違います。

メタ認知力を高める最大のメリットは自分の感情に対する「選択肢が増える」ことです。

  1. 自分の感情を認知する(モニタリング)
  2. 感情に従った場合の結果、リスクなどについて想定する
  3. 想定を踏まえて、自分の感情に忠実に行動する(選択肢1)
  4. 想定を踏まえて、自分の感情を制御し、別の行動をとる(選択肢2)

ということです。

ビジネスマンとして社会に出ると、如何に感情をコントロールするかが重要になってきます。特に会社員として働いていると個人より組織の論理を優先させなければいけないシーンが多々あります。

このようなシーンで常に感情に左右されてしまうと、一喜一憂で精神的に疲弊しかねないです。

 

メタ認知力を高いレベルで身につけていると、自分の言動について、もう一人の自分が客観的な立場から、その言動を制御することができます。

動画で、まこなり社長はご自身の経験から、メタ認知力の高い人は例外なく仕事ができると言います。理由は以下の3つです。

  • 相手の立場を踏まえた言動ができるため、提案力が高くなる
  • 自分の言動を監視できるため、やるべきことに対する集中力が高くなる
  • 感情をコントロールが上手いため、対人関係力が高くなる 

 

ADHDメタ認知力も相関関係がある

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動画の内容とは逸れますが、ADHD注意欠陥多動性障害メタ認知力にも相関があると言われています。

ADHDとは、発達障害の一種で、不注意・多動性・衝動性の特徴があり、脳の機能障害が原因とも言われています。集中力を切らしている自分や衝動的に行動しようする自分を客観視できないため制御もできないのです。

程度は様々ですが、最近では大人のADHDという言葉も聞くぐらい、社会にでてからそれらの症状を認識する人も多いそうです。

僕の職場でも、タスクの整理が上手くできないことで、自分がADHDであると悩んでいる同僚がいました。(医師にも診断を受けていました)

実は、僕自身も軽度のADHDではないかと思っており、幼少期から整理ができない、衝動的に行動する、物事を先延ばしにするといったことに悩んでいました。

ただし、ビジネスマンとして経験を積んだことで、症状はかなり改善できたと思っています。

理由としては、以下の通りです。

  • 自分が軽度のADHDであると認知した(現実を受け入れた)
  • 仕事やプライベートで目標を設定しPDCAを回し続けた
  • 失敗を重ねたことで、言動により発生するリスクを見積もれるようになった

ADHDだとPDCAを回すのがそもそも苦手かと思いますが、僕の場合は、ビジネスマンとしてとにかく一流になりたいとの思いで試行錯誤し続けられたのが良かったと思います。

メタ認知力も無意識でしたが、高めることができたと感じています。

 

メタ認知力を意識的に高めるには?

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動画の内容に戻りますが、

メタ認知力を高める方法を2点、まこなり社長は紹介されています。

  • 自分の思考を紙に書き出すこと
  • 瞑想する 

1点目ですがテーマは何でもよく、人間関係の悩みや仕事の進め方など思いついたことをなんでも書き出しましょう。自分の気持ちを多面的に捉えることができます。

書くことを続けて行くと紙がなくてもそのような思考が自然とできるようになります。

何を書けばいいかわからない、どうやって書けばいいかわからない人のために

以下の書籍が紹介されています。

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

僕も過去に読んだことがありますが、書き方のフレームを身につけることができる良書だと思います。

僕が実際にやっている手法でオススメなのはマインドマップです。整理して書き出さないといけないというプレッシャーが一切なくどんどん書き進めることができます。

資格勉強、タスク整理にも使える最高のツールだと思っています。

新版 ザ・マインドマップ(R)

新版 ザ・マインドマップ(R)

 

 

2点目ですが、瞑想と聞くとスピリチュアルなイメージがあるかもしれませんが、科学的根拠があるメタ認知向上のトレーニング方法です。

グーグルなどの一流企業でもマインドフルネスとして取り入れられています。

自分の感情を観察し、今ここに集中するためのトレーニングです。

(簡単なように聞こえますが、めちゃくちゃ難しいです)

 

僕は幼少期から仏教に触れる機会が多くあり、瞑想やマインドフルネスには並々ならぬ関心が有ります。

こちらについては、また別記事で深堀したいと思います。

 

 

メタ認知力を継続して高めることでビジネスマンとしてレベルアップしていきたいなと改めて思える素晴らしい動画でした。

 

一度ご覧になってみてはいかがでしょうか??

 

以上です!それではまた。 

 

 

興味があること今後のブログについて

こんにちわ!こげぱんです。

 

今日は土曜日なので、朝からマクドでがっつり勉強、その後、妻の外出中に子供と遊び、ようやく一息ついてコーヒーを飲んでおります。

 

自分で決めたノルマを達成した後の自由な時間は、ほんとに最高です。

 

話は変わって、、

 

最近、少しづつブログを書くようになりました。

まだまだ駄文ですし、学んだことや、自分の思ったことを吐き出す程度です。

 

でも、ブログを書くことで自分を客観視できるようになりつつありますし、また、自分の人生をもっともっと向上させたいという活力も生まれてきたように感じます。

 

基本的に、雑記ブログ(自身の成長ブログ)として、運営していくつもりです。

興味あることを中心に、、

 

具体的には、

  • 投資
  • 技術の勉強(電気・情報通信)
  • 心理学
  • 筋トレ
  • 読書
  • 仕事術・働き方
  • 文章術
  • 旅行
  • ジョギング、マラソン

などに関する情報を発信していけたらと思います。

 

そしてブログを書くことに慣れてきたら、何かのテーマに絞った別ブログを合わせて運営していきたいなと思います。

 

お金に関するテーマで妻と共同運営できたらなんて妄想を膨らませたりしてます 笑

 

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

 

以上です!それではまた。

 

 

 

 

 

 

 

社内評価の強化書(読書感想文)

今日は、社内評価の強化書という本を読みました。

「あなたは思っている以上に自分の「社内評価」をコントロールできる」というサブタイトルに惹かれて、書店で購入しました。 

様々な会社の「評価基準」づくりの業務に携わられた人事のプロである森中謙介さんが、上司の評価エラーを逆手にとり、上手く社内評価をあげる手法が紹介されています。

会社員である以上、社内評価からは逃れることはできません。 社内評価なんてどうでもいい!と嫌気がさしている方は、本書からヒントが得られるかもしれません。

 

  

以下、要約です。

 

 

そもそも出世したいですか?

会社で、社内評価を高めた際に行き着くのは当然「出世」です。まずは、出世自体を本当に自分が望んでいるのかは理解していたほうがいいと思います。

僕は、組織にいる以上、出世はしたい と思っています。ただ、綺麗事に聞こえるかもしれませんが、出世したい=偉くなりたいという考えは嫌いです。そういう考えの人に魅力を感じないし、どちらかというと出世によって「仕事の風景」が変わることに魅力を感じるからです。(裁量権、成長実感など)

 

誰があなたを評価するのか?

まずは社内であなたを評価する権限をもっている人を認識する必要があります。

すべての管理職があなたを評価するわけではありません。直接的に評価を下すのは多くても2〜3人ではないでしょうか。

ターゲットを認識したら、その人の高い評価を引き出すために、戦略的にごまをする必要あります。

ごまをすると言うとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、要は、

 ・どういう仕事を好むのか?

 ・どういうコミュニケーションを好むのか? 

を分析して、戦略的に振る舞うのです。 

 

評価エラーとは?

本書では、上司が陥りがちな評価エラーとして以下の5つが紹介されています。

  • ハロー効果 なぜ実力以上に評価される人がいるのか?
  • 遠近誤差  上司は終わりよければ全てよしで判断を下す傾向がある。
  • 寛大化傾向 上司にかわいがられる部下、嫌われる部下の違いとは?
  • 対比誤差  どんな会社にも「隠れた評価基準」が存在する。
  • 論理誤差  職場で誤解受けないために注意することは何か?

 それぞれについて、簡単に紹介します。

 

評価エラー①:ハロー効果

心理学の用語に「ハロー効果」というものがあります。例えば 、学歴・容姿・家柄・肩書きなどある一つの特徴がその人の評価全体に影響を与えてしまうということです。

これは僕の会社でも頻繁に起こっています。

例えば、

大学のラグビー部出身で全国大会でばりばり活躍したプレイヤーは、根性があって仕事もできそうだ。

あの人はイケメンで清潔感もあるから仕事もできそうだ。

などです。

あなたの会社にも直属の上司にも「部下を必要以上に高く評価してしまうポイント」が必ずあります。もし社内で自分に有利なプラスのハロー効果を生み出すことが出来れば 、社内評価を高めるにとって非常に有利な状況になります。 

プラスのハロー効果を生み出すには、何も難しいことに取り組む必要はありません。

例えば「字がうまい」だけでも十分なハロー効果になります。(本書で紹介)

「字がうまい」と「仕事ができそう」には直接的には、因果関係がないにもかかわらずです。

その他で、ハロー効果を与えるものを列挙するとすれば、

  ・机周りがいつも整理整頓されている

  ・声が低く、喋り方がゆっくりである

  ・筋トレやスポーツで体ががっちりしている

  ・書類の漏れや誤字脱字などのケアレスミスが全くない

  ・他人の話に傾聴し適度に相づちをうつ

  ・とにかく仕事のスピードが速い

  ・ITに強い

  ・数字に強い

  ・段取り力が高い

などですかね。

難関資格やMBAの取得でも効果はありますが、それ以上に、日ごろの心がけや習慣次第で「仕事ができそう」という印象を与えることは十分可能です。

 

また、このハロー効果がプラスに働くかマイナスに働くかはTPOや上司の考え方で変わってきますのでそちらも注意が必要です。

僕の例であげますと、技術系の資格取得を頑張っていた時期に、ある上司は背中を押してくれましたが、ある上司には資格マニアと言われました。

(当時は、何も考えず、評価を期待して周囲に公言していた。。)

戦略的に振る舞うことでプラスのハロー効果を得れるようにしましょう。

 

評価エラー②:遠近誤差

上司は最近の部下の仕事ぶりを思い出せたとしても、例えば半年前のことまははっきりとは覚えていません。つまり、評価が決まる時期に近い出来事が評価に大きく影響するということです。 これが「遠近誤差」の法則です。

「遠近誤差」 をマイナスに働かせないためには、定期的に上司と面談をすることです。

上司に自分の仕事内容について報告し、時期によっては成果をアピールしていきます。

報告の仕方も悪いこと→良いことの順で報告するなど工夫するのもひとつです。

 

また、「遠近誤差」を知っていれば、評価初期の失敗なんてあとの結果でいくらでも取り返せるので、どうどうと挑戦して失敗して怒られてもよいと割り切れます。

常に上司の評価を気にして、失敗できないと萎縮することは無意味です。

失敗しないように、失敗しないように、細心の注意で仕事を進めても終盤に失敗すれば同じです。それなら終盤での成功率を高めるために、序盤にチャレンジしたほうがいいに決まっています。

 

評価エラー③:寛大化傾向 

〇〇課長はあの人に対して厳しい、甘いなど評価が別れることがあります。

よく知らない部下よりは、プライベートも含めてよく知っている部下を自然とひいき目で見てしまうものです。

この寛大化傾向を利用するためには、

 ・飲み二ケーション

 ・会社行事

が大事になってきます。今の若い方は毛嫌いしますが、実は評価で差をつける重要な場面です。なぜなら今の上司が若いころ、飲みニケーションや会社行事での付き合いを通じて、かわいがられ、目をかけられて出世してきたという背景が少なからずあるからです。積極的に飲み会の幹事を引き受けたり、可能であれば、会社行事にも積極的に参加するようにしましょう。

 

評価エラー④:対比誤差

会社に明確な評価基準があればそのルールに従うものですが、そのようなルールが無い場合は、同僚との相対評価や、自分自身の若いときと比較する評価方法がなされます。

これを「対比誤差」と言います。この「対比誤差」により部下は、客観的・公平に評価してもらえないことが起きうるのです。

「対比誤差」を逆手にとるには、上司が苦手と自覚している分野を積極的にフォローしていくことや、上司の世代の仕事観を理解し、それに沿って行動することがあげられます。

 

評価エラー⑤:論理誤差

血液型と性格や仕事ぶりを結びつけるなど、イメージで直接関係ないことを評価してしまうことを「論理誤差」といいます。

ハロー効果との違いは、事実をしっかり確認・分析せずに推論が先行している点です。

 ・彼はO型だから仕事が大雑把に違いない

 ・彼は、ずっと実家暮らしだから甘やかされて育てられている

などです。

ここで怖いのは、イメージで誤解されてしまい勝手に評価が下がってしまうことです。

僕の会社にもいわゆる「キャラ損」といわれている人はいて、だめのレッテルを貼られている人がいます。

この状態になると挽回は、ほぼ不可能で、上下問わず厳しい扱いをされ続けます。

これを回避するためには、上司のタイプをよく把握して、悪い関連付けをされないようなコミュニケーションをとることです。

本書で紹介されているプラスの論理誤差を生む方法として以下のスタンスがあげられています。

 ・いじられキャラになる

 ・叱られ上手になる

 ・仕事を断らない

 ・雑用を嫌がらない

 

また、話し方のみにフォーカスしたテクニックとして、以下のテクニックが紹介されています。

 ・敬語は演出しながら使う

 ・上司を間接的に褒める

 ・ミラーリングを活用する   

 

真面目に敬語を使っても相手の印象に残らないので、スピードやリズムで変化をつけたり、時には少しだけ行儀を悪くしたり(距離を縮める)、動作や表情で動きをつけることが薦められています。

チームを褒めることで、上司のマネジメント力を 間接的に褒めたり、上司の口癖などをまねることで親しみをもたせるなどのテクニックも使えそうですね。

 

まとめ

5つの評価エラーは必ずといっていいほど発生します。

ですので、

  1. 評価エラーを知って評価が下がらないように注意すること、
  2. 評価エラーを逆手にとって評価が上がるように工夫すること

 を徹底することで、有利な状況を戦略的に作っていくようにしましょう。

 

以上です!それではまた。

 

有名企業からの脱出 あなたの仕事人生が手遅れになる前に(読書感想文)

こんにちわ!こげぱんです。

 

今日は、有名企業からの脱出(あなたの仕事人生が手遅れになる前に)を読みました。

 

有名企業からの脱出 あなたの仕事人生が?手遅れ?になる前に

有名企業からの脱出 あなたの仕事人生が?手遅れ?になる前に

 

 著者の富山和彦さんは、カネボウJAL東芝のなどの修羅場を知る企業再生のプロです。本書では、不祥事の相次ぐ名門企業の背景にある「会社を腐らせる病」とその原因である「ムラ社会」について苦言を呈されています。

有名ではないにせよ歴史の長い大企業に勤めている僕にとっても、共感できる内容が多々有りました。

 

中でも、特に印象的だったのが第6章でのメッセージです。

 

「会社に左右されない生き方をどう見つけるか」

 

以下、内容の抜粋(一部要約)です。

 

・これからのビジネスパーソンは、仕事における自分の成功や幸福の尺度を自分の中にできるだけ早くもつべきだ。

 

・人生というのは途中まで選択肢が増えていく(学校教育はそのために行われている)が、ある時期から選択肢は極端に減っていく。

 

・会社に入る前から、多くの日本人は「出世競争」をやっている。小学校の頃から受験があり、偏差値の高い学校に行こうとする。そして就職となれば、今度は就職偏差値の高いところに行こうとする。入社したら早く社長になりたい。部長にもなりたい。そうやってある意味で極めて同質的なゲームをずっとやっているのが多くの日本人だ。しかし、よくよく考えたらこのゲームを最後まで全うできるのはほんのわずかしかいないということだ。

 

・自分は何者かというのは哲学だが、日本では自分が何者かという問いをできるだけしないように教育しているのだ。常に誰かが考えた正解があり、その正解を当てにいく教育。これでは自分の世界を確立できない。

 

・大企業に就職できたら、サラリーマンとしての出世競争。40年間1回勝負の競争を頑張る。やりたくもない麻雀に付き合い、行きたくもない土日ゴルフにも出かけ、なんとか取締役に、取締役になったらなんとか常務に、常務になったらなんとか専務にと、サラリーマンという仮面のゲームを延々とやり続ける。冷静に考えると、日本企業のサラリーマンは、収入も、家族も、個人としての幸福の度合いも、多くのものを犠牲にして必死に頑張っているほどの差は開かない。

 

・運良く出世競争に勝っても、いつかは会社を離れる。そして仮面を取って家庭や地域に戻ると単なる冴えない初老のおっさんだ。そこまで来て多くの人が気づく。「いったい自分は何のためにこんなに頑張ってきたのか」と。手遅れだが。

 

・「Will(何が自分はしたいか)」「Can(得意なこと出来ることは何か)」「Shall(社会が自分が期待していることは何か)」で自分のキャリアを考える。これらをどう自己定義できているか。この判断能力は会社人間を10年、20年やっているとどんどん下がってしまう。会社という組織、あるいは上司から期待されている役割をもっぱら演じるだけの人間=Shall専業型人間になってしまうから。

学歴エリートを目指している時は、親や学校の評価、社会人になると組織任せ、上司任せの他人の人生を生きていると、「終わった人」=自分の人生を定義できない人になる。

 

・だから自分の人生を成功させる確率が一番高いのは、自分で成功の尺度を決めることだ。自分の尺度で成功を測る。自己満足でいいのだ。

同期が頭取になろうが、勲章をもらおうが、ランボルギーニに乗ろうが、別荘を持とうが関係ない。そう言える自分になるのだ。正直、日本人にはこれが一番チャレンジングかもしれない。日本はムラ社会。物事の尺度は世間という空気が決めている。空気が幸福の尺度をつくってしまうから。

 

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僕自身、30歳となりこれからの働き方を見直しているところです。

幸いなことに本業にはそれなりに満足感はもっています。ただし、大企業ならではの「閉塞感」や、漠然とした将来への「不安感」は常に頭のどこかにあります。

また、上記の抜粋にあるように、Shall専業型人間で溢れかえっているように感じます。会社への不平不満は良く話題になりますが、ムラ社会としての組織のあり方を論じることはありません。

 

僕なりに考えた答えとして、

会社に依存しない状態に自分をもっていくことを目指します。

依存は執着を生みます。その執着が過度な期待を生み、裏切られたと感じたときに激しい失望感に繋がります。(対人間でも対会社でも同じ)

依存していない関係こそ健全であり、冷静な判断、行動につなげることができます。

具体的には、経済的に自立すること(投資)、複業に取り組むこと(ブログ)を本気で目指します。

ただし、本業をないがしろにするつもりは全くなく、本業に対してはプロフェッショナルな姿勢でパフォーマンスを発揮し続けたいと思います。

 

会社に左右されない生き方を目指せという著者の提言は、まさに自分の思いを言葉にしてくれました。

上記のメッセージや抜粋部分に共感される方は、ぜひ一読をオススメします。

 

以上です。それではまた!

 

勉強への集中力を高める方法

今日は、勉強への集中力を如何に高めるかについて、これまでの経験も踏まえて書いてみようと思います。

ちなみにこれまでの取得した技術系の資格を一部紹介します。

 ・基本情報技術者

 ・応用情報技術者

 ・電気通信主任技術者(伝送交換)

 ・電気主任技術者(1・2・3種)

 ・技術士一次試験

 

所詮資格といわれればそれまでなのですが、取得にあたりそれなりに試行錯誤はしてきました。

 

集中力を高める方法は、ググればいくらでも出てくるし、ノウハウ本なんて書店にいけばそれこそ無数にあります。勉強で成果を出したい(試験に合格したい)と考えている人が如何に多いかがわかります。

 

あくまで僕の意見ですが、勉強に投じることができる時間の総量が多いのであれば、別に集中力は低くても戦えるとは思います。

 

ただし、レベルの高いライバル達と鎬を削るような超難関資格を受ける場合や、そうでなくても、投入できる時間が極端に制限される多忙なビジネスマンになると、

集中力を高め、勉強の効率を最大化していくことは、おそらく必須だと思います。

 

前置きが長くなりましたが、僕が、試行錯誤の結果、現在最もベストだと考える方法を紹介します。

 

ポイントは、「制限時間の設定」「完全理解に固執しない」「短時間を繰り返す」の3つです。

 

① 制限時間を設定

集中できている状態として何かに没頭している状況があげられますが、多くの人にとって、勉強でこの状態になることはかなり難しいと思います。

 

なぜなら、それらの人にとって勉強は筋トレなどと同じ、自己研鑽としての苦行に相当するからです。

自分を化かしてそれ自体に興味があるように思いこませるのにも限界があります。

 

そのような場合は、勉強をつまらないものと割り切った上で、制限時間を定め、時間内に目標をこなすがやり方に切り替えるべきです。

 

ちなみに僕の場合は、15分~30分でタイマーを設定して、その制限時間内にあらかじめ決めた問題数をこなすようにしています。(30分が限界。。笑)

 

制限時間がくれば、途中であっても絶対に終了です。

(ここでだらだら続けると意味がなくなる)

 

②完全理解に固執しない

「わからない」→「わからないと次に進めない」→「やる気がなくなる」という悪循環に陥ることが多いのではないでしょうか??

 

完璧主義な人ほど、そうなる傾向が多いように感じます(自分もそうでした)。

投入できる時間が無制限にあるのならともかく、

 

そうでないのなら、理解はまた後日すればいいや!くらいで次に進めるほうがよいです。

わからないまま先に進める勇気をもちましょう!

不思議なことに、次の「繰り返す」と組み合わせると、気づいたら理解できてた、なんてことが起きます。

  

②短期間で繰り返す

僕が「短期間の繰り返し」が勉強において如何に有効かを理解できたのは、社会人になってからです。

学生のときは、いくらでも時間があったので時間をかけて問題集を一周して、そのまま試験にのぞむなんてことをしていました。

社会人になって短い期間で資格の取得を目指す必要が生じてからは、

時間かけて1周するより、短い期間で3周「繰り返す」ことを徹底しました。

そして、そのほうがはるかに記憶に残りやすいことを身をもって体感しました。

 

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今回は、僕の例を紹介しましたが、

勉強法については、いろいろ調べてみてとにかく試してみることが大事です。

失敗して落ち込むのではなく、

「自分流」はこれだと自信を持って言えるようになるために、何回も何回もPDCAを回しましょう!

 

以上です。それではまた!

  

部下に尊敬される上司になるには?

おはようございます!こげぱんです。

 

最近ビジネス系youtuberの動画にはまっています。(自己啓発系)

当たり外れがありますが、質の高いものも多くあります。

 

簡潔に要点を伝えてくれるため、本を読むよりすっと頭に入ってきやすく、結果的に行動につなげやすいと感じています。

 

中でも今、めちゃくちゃためになるなと、はまっているのが、

まこなり社長【仕事・人生に役立つ実践テクニック】というチャンネルです。

 

社員200名規模のテクノロジー教育会社を経営されている方のチャンネルです。(くそイケメンです 笑)

0から事業を立ち上げられた方だけあって、人生経験が濃く、そこから得られた知見をとても分かりやすくシェアしてくれます。

しゃべりのテンポも良く、また内容もよく整理されているので1つの動画があっと言う間に終わります。

しばらくは、このチャンネルでいろいろ学びを得たいと思います。

 

本日は、

「部下に尊敬される最高の上司に変わるたった一言」という動画を拝見しました。

部下に尊敬される最高の上司に変わる「たった一言」 - YouTube

 

以下、簡単な要約です。

まず、結論からいうと、

部下に対して意見をいう際は、「〜だと思ったんだけど、〇〇さんはどう思う?」

という一言を最後に必ず付け足すことです。(AND YOUメソッドと紹介)

 

いやいや、そんな小手先のテクニックじゃなくて、尊敬に値するためにの人格を磨くことが一番大切だろ。

そう思われる方が多いかと思います。

 

人格を磨くことはもちろん大事なのですが、そのためには長い時間をかける必要が有ります。それを踏まえた上で、とりあえず明日にでもできる即効薬として、上記のメソッドが紹介されているのです。

 

信頼の積み重ねの先に尊敬があるとすると、 

まずは信頼を得ることが大切であり、そのためには相手を承認することが効果的です。

しかし、ビジネスのシーンで部下の全てを承認(完全に肯定)することは、構造的にとても難しいです。(TPOによる)

 

そこで、全てを承認するという考えはやめて、 

上記の言い回しを部下への主張に付け足すことを、とにもかくにも徹底するのです。

 

そうすれば、たとえ部下の言動を正すような厳しい指摘をしたとしても、部下の考えを受け入れられる余白を会話のなかに生み出すことができます。

 

「A君!!予算書の〇〇の部分、見積もりが甘いよ!」

 「A君!!予算書の〇〇の部分、見積もりが甘いと思うんだけど、A君はどう思う?」

 

A君の立場にたつと受ける印象全然違いますね。(表情・声のトーンも大切)

 

たとえ、部下に対して、つい命令口調で主張してしまったとしても、気づいた時点で最後に上記の言い回しをつけることができれば、リカバリーすることができます。

 

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上司・部下のコミュニケーションって上意下達が中心になってしまうのは仕方がないと思います。管理職は常に板挟みになりますからね。。

 

ただ、何も考えずに高圧的に部下に接するのではなく、今回学んだように、会話を少し工夫するだけでも、部下と良好な関係は築いていけると思います。

 

さっそく今日から試していこうと思います。