こげぱんの投資日記

アラサー技術系サラリーマンのこげぱんです。投資でコツコツ億り人を目指します。

これまでの勉強法を振返ってみた

おはようございます!こげぱんです。

先日も書きましたが、7月に第一級陸上無線技術士という資格試験を受けます。

とてもニッチですが、無線技術に関する国家資格の中では最高峰といっても過言ではない資格です。

4科目中2科目の免除というありがたい状況ですが、あてられる勉強時間が2ヶ月しかないため、戦略をたてて効率的に学習をすすめていく予定です。

戦略については、また別記事で書きたいと思います。

 

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思い返せば、これまでの人生で、僕は、実に多くの「試験」と向き合ってきました。

(みんなそうですよね笑)

 

中学・高校・大学・大学院の入学受験や期末試験、就職活動中に受けたSPI、社会人になってから受けた資格試験、昇進試験など。

 

壁を超えてもすぐに次の壁がくる。まるで終わりのない迷路です。

 

「試験」があれば当然、合格するためには「勉強」が必要になります。

 

結果は、それなりに出してきました。

 

そこそこ名の知れた大学、大学院を無事に(??)卒業できたし、難関といわれる資格試験にも社会人になってからいろいろ合格できました。

 

ただ、僕が結果を出せた要因は、恐ろしいくらいの「劣等感」と、それを打破したいがために勉強に投入した「膨大な時間」によるものです。

 

過去のトラウマから、とにかく「頭の良さ」に自信がなく、結果を出すには人の倍、時間を投入するしかないと思い込んできました。

 

社会人になっても、変わらず「量」に頼った勉強を続けきましたが、ここ最近はその勉強法に限界を感じています。理由は以下の通りです。 

 

一つ目の理由は、膨大な時間の投入がそもそも難しくなったことです。

 

結婚し、ちびも生まれ家族が増えたことや、

会社での今後のキャリアを見据えた結果、専門分野だけでなく、様々な分野の知識を同時平行で身につける必要が生じ、一つの分野に充てられる時間が少なくなりました。

 

二つ目の理由は、何かを犠牲にして、全力投入することが精神的にしんどくなってきたことです。

 

先ほども述べましたが、僕は、資格・検定試験を中心に勉強をしています。目的はあくまで体系的な知識の習得です。(合格しなければ仕事のスタート地点にすら立てないようなものではない。)

 

これまでは、合格やスコアを伸ばすためには、自分がダラダラする時間だけでなく、他人との交流なども極力削って頑張ってきましたが、さすがに今後もずっとこれを続けるのはしんどいと感じました。

 

現在は、投下する時間を極力少なくし、成果を最大限にできるよう方法を模索中です。

今回受ける第一級陸上無線技術士でも結果以上に、プロセスにこだわるつもりです。

 

また、資格・検定試験だけが勉強ではないことも意識しつつ、最近さぼりがちとなっている読書も再開していきたいです。

 

今後も、勉強を通じて、自己を高め、人生を豊かにしていきたいと強く思います。

 

投資初心者が、改めて今後の方針を考えてみた。

こんにちわ!こげぱんです

 

僕は、アラサーのサラリーマンですが、自他共に認める投資初心者です。

全く投資をしてこなかったかというとそうではなくて、

20代から、定期預金代わりに投資信託(バランスファンドやインデックスファンド)をドルコスト平均で積み立ててきました。(2019年5月時点で投資信託600万、総資産は1000万ほど)

 

当時は、本業やスキルアップ(資格取得など)になるべく支障がでない範囲で投資をしようと思い、行き着いたのが手軽に続けられる上記の投資方法だったというわけです。

  

選んだ金融商品は、楽天VT、楽天VTI、セゾングローバルバランスファンドなど、、

手数料が比較的安く、分散効果は高く、毎月分配型でないものです。

 

投資の勉強なんてほとんどしていません、(ちーん)

いろんな投資ブログで薦められているし、間違いないかな〜くらいの感覚でした。

 

そんな知識0な僕が、改めて自分の投資手法と向き合いたいと強く思ったのは、以下の理由からです。

 

 

①経済的に報われたいのだが、今の会社では本業のスキルアップが直結しない。

 

僕が今勤めている会社は、地方の大企業で終身雇用を前提としてます(今後はかなり怪しいですが、、)。

また、職種的に転職が前提ではなく、社内でのキャリアアップが基本となります。

(企業内特殊スキルが業務の大部分を占めるため)

僕は、20代後半から現在に至るまで、本業のスキルアップに全てを捧げてきました。

賛否両論あると思いますが、資格取得にも多いに励んできました。

本業での成果や、難関資格の取得によって、職場ではそれなりの評価は得ましたが、

収入への反映は、ほとんどありません(笑) 

わかってたことですが、、、

もちろん経済的な見返りだけを求めていたわけではなく、本業にはやりがいを感じれたのは事実です。。

ただ、経済的に成功したいという気持ちも強くあり、そのためには本業だけではダメなんだな〜と思ってしまいました。

兼業投資家としても本腰を入れて努力いかないといけないなーと。

 

②どうせ投資するなら「億りびと」のような経済的成功者になりたい

 

「億りびと」とは一億以上の資産を築いた人を例えるネット上のスラングです。

資産一億という数字はわかりやすく、また普通に過ごしててもなかなか達成できないためで、多くの個人投資家たちの目標になってます。

そして、僕も同じように目指していきたいと思ってます。

今までのように、インデックスファンドで積み立てていくやり方もおそらく続けますが、長期投資で個別株によるキャピタルゲインを得る手法にもチャレンジしていく予定です。

 

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今後の方針ですが、

今まで通り投資資金を捻出するために、倹約は続けていきますが、

資金の全てを投資するのではなく、待機資金としての現金の比率を増やしていこうと思います。

個別株で億以上の資産を築いた投資家の本なりブログなりを拝見しましたが、

銘柄の選定もそうなんですけど、それ以上に相場のタイミングを上手くつかめたということが大きいと感じました。

リーマンショック東日本大震災による株価低迷の時期に割安株を購入し、アベノミクスによる株価上昇相場で大きなキャピタルゲインを得た人の例が多かったのです。

歴史を見てもわかるように、相場は循環するはずなので、次のタイミングにのっかれるように潤沢な現金はもっておきたいと思います。(暴落による塩漬けで何もできないのは嫌)

 

直近は少額資金で、個別株の売買を続けていき、経験とノウハウを蓄積していく予定です。

欲に負けず、退場するほどのダメージをくらわないことを第一として、こつこつPDCAを回していこうと思います。

脱社畜の働き方(読書感想)


日野瑛太郎さんの「脱社畜の働き方」(2013年発行)を読みました。

最近は休日は図書館で過ごすことが多くなっています。お金をかけずに(ここ重要)、こうして自分の興味のある本に出会えることは、本当にありがたいです。


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著者の日野さんは、東大卒。就職したくないとの思いから、webサービスで起業し、失敗、就職を経て、現在は「脱社畜ブログ」を運営している方です。

起業家、経営者、従業員、若くして様々な「働く」を経験した日野さんだからこそ、理不尽が平気でまかり通る日本の雇用環境と、それを支える労働観に強く疑問を感じていて、

一石を投じたいとの思いで日々、情報発信を続けられております。

 

以下、参考になった内容の抜粋。(表現を読み替えている箇所あり)

 

◯仕事の本質は「価値を生み出すこと」であり、「理不尽に耐える」ことではない

少しくらい理不尽なことがあっても、給料のために多くの人は黙って耐え続ける。そのうち、仕事=理不尽なこと、給料=我慢料という図式が出来上がる。

しかし、本質的には、働くとは「価値を生み出す活動」である。理不尽なことに耐えることと、価値を生みだすことに絶対的な因果関係はない。

 

◯「社会人」という不思議な言葉

「社会人」という言葉は、文字通り解釈すると社会の構成員をさし、例えば学生であっても対象となるはずである。

しかし、世の中で使われている「社会人」は「働いている人」と同義である。

まるで、労働を社会参加の条件とみなすような社会観があるのではないか。

 

◯会社で働くことは「奉仕」ではなく「契約」、会社は「家族」ではなく「取引先」と考える

会社で働くということは、雇用契約のもと、「労働(能力、時間)」を差し出すかわりに、対価として「報酬」を受け取ることである。

「奉仕」は「報酬」の有無によらず、「労働(能力、時間)」を差し出す行為であり、言うなれば契約違反に繋がりうる。

また、会社を「家族」と捉え、必要以上に帰属意識をもつことは、会社に強く依存することである。

こういった生き方をするのは、これからの時代にあまりにもハイリスクである。

 

◯人は仕事でしか成長できないのか

会社が労働の対価として、ぶらさげる人参のひとつに「成長」がある。

仕事を通じて、何らかの学びを得て、結果、成長するというのは事実としてあるが、

「人は仕事を通じて成長できる」⇒「人間は、仕事以外で成長する方法はない」

というのは、論理の飛躍である。恋愛、結婚、出産、育児など、仕事以外でも成長の機会は、いくらでも転がっている。

 

◯プライベートプロジェクトのススメ

スマホアプリ開発

ウェブサービス開発

・ブログ・サイト制作

・動画配信

電子書籍販売

など

多くの人は、お金を稼ぐために会社に雇用されて働くという手段をとるが、別に会社で働くということだけがお金を稼ぐ手段というわけでない。

会社を辞めて、起業家やフリーランスとして、食べていくことを薦めるのではなく、あくまで手段の1つである。

 

 

◯感想

僕は、就職活動を契機に、いわゆる意識高い系となり、社会人になって数年が経過した現在も、仕事がまるで自分のアイデンティの一部(割合は大きい)となっています。

当然、会社に対しても、滅私奉公の精神で関わることが多いのです(愛する家族を支えなければという思いから)。

幸いにもブラック企業でない??ため、体・精神を病むまではいっておりませんが、あらゆる理不尽とは日々向き合っています。

しかし、一方で、自分の仕事感をアップデートする必要性は日々感じております。会社の寿命が短くなり、自分の人生を自分でデザインするのは必須の時代です。

この本を読んだことで、従来の価値観や、同調圧力に屈することなく、組織に精神的に依存せずに、主体的に生きていきたい(脱社畜)という思いが強くなりました。

 

お金に何を求めるかで人生が大きく変わる。貯金兄弟を読んで感じたこと(読書感想)

前から読みたいと思っていた「貯金兄弟」。

アマゾンのカスタマーレビューの評価も良好だったため、ブックオフで購入しました。


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お金との付き合い方が、正反対の兄弟の歩む人生をサスペンスドラマ風に描いた小説で、いっきに読み終わりました。

 

以下、振返り

①一流大学卒、大手広告代理店勤め、「浪費家」の兄

兄の宗一郎は、

 

・お金は、貯めるものではなく使うもの

・欲しいものを手に入れて、美味しいものを食べて、幸福感が満たされることに意味がある

 

という考え方の人物です。高い給与を得ているため、お金を際限なく使い、消費者金融にまで手を出す有様です。

お金を使うことには興味がありますが、老後資金、生命保険、住宅ローンなどお金に関する知識を学ぶことへの関心は低いです。

「高学歴」「高収入」と世間から羨ましがられるステータスですが、家計は火の車。いつ破産してもおかしくないような、はらはらした人生を歩んで行きます。

 

②高卒、消防士(公務員)、「節約家」の弟

弟の翔太は、

 

・お金を貯めることで「人生の安心感」を得たい

 

という考え方の人物です。大卒で零細企業に就職するよりも、高卒で公務員になったほうが、生涯賃金でははるかに有利だと考えます。

お金の勉強にも熱心です。兄の宗一郎や職場の上司・同僚などに、熱心に講義します。

ただし、お金にこだわりすぎるあまり、不気味な行動をとることがあります。(自動販売機の下で小銭を探すことを日課としたり、人間関係にお金は極力かけないなど)

リスクを可能な限り回避し、堅実に人生を歩んでいきます。

 

③お金への執着心は幸せを遠ざける

 

正反対の二人に共通するのは、お金への執着心がとにかく強いこと、

兄はお金に「自由」を求め、弟はお金に「安心」を求めます。

得られる結果は違えど、二人ともお金に振り回される人生を送ってしまいます。

 

④最後に

両極端な二人の人生を見て、やっぱりマネーリテラシーって大事だな〜って強く感じました。

お金に関する知識を持つことはもちろんですが、お金と健全な関係を築くことも同じくらい大切だと強く認識できました!

 

以上です!それではまた!

「お金を使えない」症候群には要注意!

こんばんわ!こげぱんです。 

 

だいぶ前の話ですが、テレビでとある新婚夫婦が紹介されていました。

旦那は、なんと東大卒の官僚。

番組では、夫婦の馴れ初めから、互いに対する不満などのテーマでやりとりしていましたが、ふと気になったのは、旦那に対する奥さんの不満。

 

ぼろぼろの靴を何年もはき続けているとのこと(靴底が壊れている&臭いがひどい)。もっと「自己投資」してほしいという不満でした。

旦那さんが、ケチな人間なのかというと、どうも奥さんへのプレゼントにはお金を惜しまないようです。

東大卒の優秀な方ですので、おそらくですが、費用対効果を考えた結果なのでしょう。

つまり、新しい靴を買い替えることに対して得られるものが少ないが(別に履けないことはないため)、

奥さんにプレゼントを与えることは、奥さんの愛情、尽している幸福感など、かけたお金以上に得られるものが大きいのでしょう。

「ぼろぼろの靴を履き続けるのはいかがなものか。」といった議論は置いておいて、お金の使いどころにメリハリをつけているのは、良いなと思いました。

 

目的も何も無く貯金に励んでいたり、漠然とした不安感や、お金を使うことによる罪悪感に苛まれているのであれば、少し問題です。

そういった人は、「お金を使えない」症候群にかかっているのでしょう。

この症候群にかかると、人生の可能性がシュリンクしてしまう恐れがあるので注意が必要です。 

①お金を貯めること自体が目的化してしまっている

お金に関する本で、私のバイブルの1つ「投資家が「お金」より大切にしていること」に以下のような言葉があります。

みなさん、お金を稼ぐ、お金貯める、お金を増やす、ということに対しては、並々ならぬ興味があるようです。

しかし、稼いだり、貯めたり、増やしたりしたお金を「どう使うか」ということに関しては、あまり語られません。

お金とはあくまで概念であり、誰かと何かを交換するための手段であるはずなのに、自分がお金を所有すること自体が目的になってしまっているかのような印象を受けます。(引用:投資家が「お金」より大切にしていること P17)

はっとさせられる指摘ですね。手段の目的化は、極端な視野の狭さを招きます。前の職場にも趣味が貯蓄の人がいました。

 

それはそれで構わないですが、人間関係などまでケチっている様子も見られて、ちょっともったいないな〜と思った記憶があります。

 

同じ収入レベルなのに、極端に貯金がある人は、ただお金を使ってこなかった結果です。(投資している場合は別)

 

何にお金を使わないか。代わりに何にお金を使うか。メリハリをもってお金と付き合っていきたいですね。 

 

②とにかく将来が不安でお金が使えない 

こちらも上記のバイブルから引用します。

大学で教えていても、多くの学生が、最初は自分の将来について暗いイメージを持っている。

(中略)

ダメな大企業の業績や、下落し続ける株価の話、崩壊寸前の年金問題など悲観的なニュースを、毎日イヤというほど見聞きしているのですから。

どんどん気持ちが沈んでいきます。

そして、日本の暗い未来が、自分の未来に連動するように感じてしまうのでしょう。(引用:投資家が「お金」より大切にしていること P229)

何も信じれるものがない、信じれるものはお金だけ!!となっているのです。

このような不安に対しては、以下の2点が対策として考えられます。

 

  1. お金について勉強して、マネーリテラシーを高める。
  2. 収入の複線化を図る

 

現代において、マネーリテラシーを高める必要性は、言うまでもないですね。

お金を稼ぐ、守る、増やす方法に加えて、お金と健全に付き合って行く方法も学ぶべきです。

上記の「投資家が「お金」より大切にしていること」(藤野英人)や、本田健シリーズはとてもオススメです。

 

③まとめ

  • お金を使えない」症候群にかかっている場合は要注意!
  • 自覚がある場合は、マネーリテラシーを高めること、収入の複線化を目指すべき

以上です。 

ライスワークとライフワークで人生の複線化を!(感想)『キャリア未来地図の描き方』

「キャリア未来地図の描き方」という本を読みました。(SNSで薦めてくださった方がいたので。。)

 

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「ライフワーク」「ライスワーク」の二軸で自身の働き方(=生き方)をデザインしていくという著者の主張にとても感銘を受けた良書でした!

今後の人生戦略に大いに取り入れていきたいと思える考え方を学ぶことができました。

 

タイトルの通りキャリアに関する本なのですが、よくありがちな、「今の会社あるいは転職などでキャリアアップしていこう!」といった

「会社員としての自分」だけを対象とした限定的(一本道)なキャリア論の本ではありません。

職業だけにとらわれず、人生を複線化し、シナジーを働かせながら同時並行的に前進していく手法が紹介されています。

 

  • 組織の「閉塞感」が苦しい。 
  • 将来が漠然と不安だ。 
  • パターン化された日々がつまらない。

 

といった人は状況を打破するヒントがきっと見つかることでしょう!

 

 

以下、簡単に振返りを、、(こげぱんの解釈が多く含まれてます)

 

 

①そもそも会社(組織)で働くってとても息苦しい

ムラ社会の日本では、就「職」というより就「社」する意味合いがまだまだ強いです。 

そして、大なり小なり会社(組織)に所属すると、個人よりも組織の論理を優先させなければならないことが多々あります。

私自身も、会社で、明らかおかしいだろ!!と思っても、「今までがこうだったから。」「周りもそうしているから。」と言われ、無理にでも足並みを揃えなければならなかった経験があります。

 

サラリーマンは、自身の立ち位置(地位)や収入、家族の生活も含めて大部分を会社に握られているため、多くの不自由を受け入れなければならなくなります。

組織に所属することで、私たちは「閉塞感」と付き合っていかざるをえないのです。

社畜」という言葉も、こうした不自由さや閉塞感から生まれたのでしょう。

 

 

②会社人生だけを軸にするキャリア論の限界 

このような閉塞感が蔓延した場所で、私たちは、時には促され、また時には自発的に、自身のキャリアについて考えるようになります。

 

「自分は、現在所属しているこの会社(組織)でどのようなキャリアを積みたいか。」 

「どうすれば今の会社(組織)で満足した職業人生が送れるか。」

 

そもそもこのような考え方が、「会社員としての自分」だけを対象とした限定的(一本道)なキャリア論なのです。

限定的なキャリア論だけで自身の人生を肯定的に描こうにも、現在は、様々な限界に直面することになります。

  • 就職の限界 

 ライバル強すぎてそもそも条件の良い会社・良い職業なんか無理ゲー。

  • 会社組織の限界

  運良く入れた大手も厳しい。東電事故、シャープ買収なんて誰が予想できたの?

  • 精神の限界

  厳しい出世競争。うつ病で自殺する人だって年々増えている。

  • 実力の限界

  キャリアアップを志して転職するも、実力が足りなければどこも拾ってくれない。

  • 退職後の限界会社でどんだけ偉くなっても、

  退職すればただのお年寄りに。

 

などなど

 

要は、キャリア対する考え方をそのものを見直さないと、後悔して会社人生を終えることになるかもしれないということです。

 

 

③「ライスワーク」と「ライフワーク」で人生の複線化を!キャリ未来地図を描こう! 

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     (参考)キャリア未来地図

 

「OR」のキャリアでなく、「AND」で行こうよ!

著者はそう提案します。2軸で整理された上図が筆者が考えた「キャリア未来地図」です。

  • 本業はしっかりと続けること(ライスワーク)
  • そして自分のやりたいことにも妥協しないこと(ライフワーク)

 

ライスワークで「労働」から「仕事」へ 

ライフワークで「趣味」から「特技」へ

消費の領域から創造の領域へ

 

やりたいことを我慢して生きていく。今の仕事を辞めて、好きなことに専念する。

ではなく、

「ライスワーク」でやりがいを、「ライフワーク」で生きがいを追求していくのです。

2つの車輪を回すことで、人生をドライブします。

本書では、キャリア未来地図の具体例や、具体的な取りくみなどが紹介されていますので、興味ある人は一読をおすすめします。

 

④まとめ

  1. 「会社員としての自分」だけを対象とした限定的なキャリア発想はやめる
  2. これまでの「ライスワーク」にプラスして、「ライフワーク」を据え「一本道キャリア」を脱出する。
  3. 「ライスワーク」「ライフワーク」共に、消費行動から創造的活動にシフトしていく。

 

以上です!それではまた!